注目度の高いWebメディアのジャンル別ランキングをご紹介

スマートフォンやタブレット端末、パソコンといったデジタル機器でアクセスできるWebメディアは、現代に暮らす私たちにとって、とても身近な存在です。
Webメディアと一口に言っても、そのジャンルは多岐に渡ります。
ジャンル別にWebメディアの人気ランキングをお届けしますので、Webメディアを閲覧する際の参考になさってください。

ビジネス総合系のWebメディア・ランキング

東洋経済オンライン
まずご紹介するのが、業務上チェックする機会も多いビジネス総合系のWebメディアのランキングです。

堂々のランキング1位として挙げられるのが、月間アクセス数337万を誇る「東洋経済オンライン」です。

雑誌「週刊東洋経済」の執筆を担当する記者による内容を掘り下げた記事が充実しているのが特徴であり、無料で閲覧できる記事が多いところも、大きな魅力となっています。
社会的に問題になっているホットな話題を取り上げた記事が多いため、ビジネス需要に限らず、幅広い層から支持されているWebメディアです。

ビジネス総合系Webメディアのランキング2位が、「DIAMOND ONLINE(ダイヤモンド・オンライン)」です。
「東洋経済オンライン」と同様に、メディアで話題のニュースを掘り下げた記事が豊富に掲載されていて、社会事象に対する理解を深めたり、考察をしたりする機会を得ることができる優れたWebメディアです。
法人向けのプレミアムプランも用意されていて、従業員に刺激的な学びの場を提供するために導入する企業も増えています。

ランキング3位は、「NEWS PICKS(ニューズピックス)」です。
国内外における経済ニュースを中心に取り扱うWebメディアで、経済界のトレンドを把握したいというニーズに応えてくれます。
独自取材をしたオリジナル動画を再生することもでき、多様な方法で経済情報を効率よく吸収できるのが魅力です。
学生生活や進路に関する情報にも力を入れているため、就職活動に取り組む学生にもおすすめのWebメディアです。

ビジネス総合系のWebメディアのランキングから読み取れる傾向として挙げられるのが、専門的なビジネスシーンに限らず、一般の日常生活でも役に立つ社会情報を取り扱っているWebメディアへの注目度が高いという傾向です。
新聞やテレビといった他のメディアで知ったニュースに対する理解を深めるためにビジネス総合系のWebメディアの記事を検索するといった利用の仕方をするユーザーも多いため、話題性のあるニュースをいち早く取り扱うことが、Webメディアのアクセス数の増加に繋がっています。
1位の「東洋経済オンライン」と2位の「DIAMOND ONLINE」は、ビジネス雑誌・経済雑誌として定評のある雑誌系のWebメディアであり、雑誌の知名度の高さがアクセス数増加に結び付いている部分もあります。

IT業界のWebメディア・ランキング

IT media

つづいてご紹介するのは、現代社会において不可欠なIT業界のWebメディアのランキングです。

ランキング1位は、「IT media」です。
メディアサイト名に記されている通り、IT関連の情報発信に特化したWebメディアであり、月間に7,800万にも上るアクセス数を誇っています。
IT関係の技術者向けの専門的な情報に限らず、ITにあまり詳しくない人が読んでも興味を持てるような生活に密着した記事が充実しているのが魅力です。
例えば、スマホのバッテリー交換の賢い方法、コンビニでの新たなサービス提供の試みといった、知っておくと毎日の暮らしが豊かで便利になるような情報が掲載されています。
アプリでも情報チェックがしやすく、XやFacebookといったSNSによる情報発信も積極的に行っているため、親しみやすく、気軽に利用しやすいのが特徴です。

2位は、ビジネスやテクノロジー関連の情報を発信する「CNET JAPAN」です。
「CNET JAPAN」では、ニュース記事に加えて、ビジネスリーダーのインタビュー記事やコラムも豊富に掲載しています。
普段はあまり触れる機会のない商品開発の裏側をリポートした記事など、内容の詰まった記事に触れることができるのは、「CNET JAPAN」ならではのメリットです。
また、国内外におけるワーケーションの実態を紹介して、ワーケーションに関する情報を発信するなど、働き方が多様化する時代にマッチした新しい情報を積極的に取り扱っているところも、「CNET JAPAN」の特徴です。

ランキング3位は、IT関連の専門的な情報を発信するWebメディア「WIRED」です。
最先端のガジェットの使い方といった、テクノロジーの発展をいち早く捉えたトレンド感のある記事が掲載されていて、IT業界の流れを把握したいというニーズに柔軟に応えてくれます。
進化し続けるAIに関する記事も充実しているので、AIに対する理解を深めるのにも適しています。

IT関連のWebメディアについても、ビジネス総合系のWebメディアと同様に、ITの専門職に限らず、一般の人にも興味がある情報を発信しているWebメディアが、上位にランキングしている傾向が認められます。
身近にあるガジェットの賢い使い方、話題の新商品の商品開発の舞台裏の紹介といった、普段の暮らしと関連性が感じられる記事に対して関心を示す人が多いため、アクセス数を増加するには、ニーズに合った情報を選択して発信することが必要です。

女性向けライフスタイル系のWebメディア・ランキング

毎日が発見ネット

人気のあるWebメディアには、雑誌媒体が運営しているWebメディアが名を連ねています。
なかでも、ライフスタイル系やファッション系のWebメディアでは、雑誌系のWebメディアの支持率が高いという傾向が強くみられます。
女性向けのライフタイル系Webメディアの注目度ランキングをご紹介しましょう。

ランキング1位は、KADOKAWAグループが運営する「毎日が発見ネット」です。
シニア層を主なターゲットにしたWebメディアであり、毎日の暮らしに役立つ家事や健康関係の情報が掲載されています。
健康情報については、メディアでも人気の医師に取材してまとめた信頼度の高い記事が豊富に揃っています。
血圧やコレステロール値を低くする方法、便秘の改善方法といった、悩みを抱く人が多い健康問題を取り上げて、実践しやすい解消方法を分かりやすく紹介しているのが特徴です。
料理のレシピについても、健康を意識した栄養価の高いレシピが掲載されていて、日常生活のなかで健康向上を目指すシニア世代から圧倒的な支持を得ています。
お悩み相談や体験談といった読者の実生活に基づいた悩みや体験についてのコーナーが充実しているところも、「毎日が発見ネット」ならではの魅力です。

ランキング2位は、集英社の「HAPPY PLUS」です。
「non-no」や「LEE」、「Marisol」といった集英社が発行する女性向け雑誌でも取り上げられている情報を発信しているWebメディアで、最先端のトレンドに気軽に触れられるのが嬉しいポイントです。
10代を主なターゲットにした「Seventeen」の記事もあれば、50代の女性向けの「Our Age」の記事もあって、自身の世代に合った情報を選択して、快適に情報収集を行えます。
女性に人気の話題であるダイエットの特集では、時間栄養学の概念を取り入れた「Cycle.me」シリーズを使ったダイエット法を紹介するなど、新しい商品を生かしたダイエット法が紹介されていて、的確に情報をアップデートできます。
コスメの使い方や洋服の着こなしといった情報から、旬のお出かけスポットの紹介に至るまで、幅広い情報を楽しく吸収できるのが、「HAPPY PLUS」ならではの魅力です。
気になる運勢をチェックできる占いコーナーなど、女性好みのコンテンツが充実しています。

ランキング3位は、「日経xwoman(クロスウーマン)」です。
働く女性をメインターゲットにしていて、20代~30代をターゲットにした「door」、子育てと仕事を両立させている人向けの「DUAL」、そして40代~50代をメインターゲットにした「ARIA」、とライフステージごとに関心が強い話題を取り扱った記事を掲載しています。
健康関連の情報が充実しているところも、日経クロスウーマンを利用するメリットです。
夜になかなか寝付けない時の解消法、老眼が気になる時のコンタクトレンズの選び方など、普段の生活で感じているちょっとした悩みや不快感を軽減するためのヒントを得ることができ、生き生きとした健康的な暮らしを実現したいというニーズに応えてくれます。
投資に関心を持つ人が増えているなかで、「日経クロスウーマン」では、そういった人のニーズに応えるマネー関連の情報も発信しています。
NISAでの投資のコツや、生命保険の見直しといった、お金を賢く管理するために役立つ情報が分かりやすく解説されています。
簡単に実践できる節約技や貯蓄術のノウハウも紹介されていて、お金に対する意識を高めて、より賢く生きるためのヒントを得ることが可能です。

女性向けのライフスタイル系の情報を発信するWebメディアで上位にランキングしているメディアに共通する傾向としては、健康や美容など日常生活に役立つ幅広い情報を扱っているという点に加えて、比較的高齢層をターゲットにした情報を積極的に扱っているという点が挙げられます。
注目度1位の「毎日が発見ネット」はシニア世代がメインターゲットであり、2位の「HAPPY PLUS」や3位の「日経クロスウーマン」でも、40代や50代をターゲットにした情報発信に力を入れています。
健康長寿を目指す人が増える時代にあって、若年層と比べるとWebメディアに馴染みがないとされてきた高齢層においても、Webメディアを活用して積極的に情報収集をする人が多くなっていることが伺えます。

まとめ:ランキング結果から注目度の高いWebメディアの傾向を把握しよう

電子機器でアクセスして利用できるWebメディアには、実に幅広いジャンルのWebメディアが存在します。
ビジネス総合系やIT関連のWebメディアのランキングでは、ビジネスシーンに限らず、日常生活でも役立つ経済・社会情報を取り扱っているWebメディアが、上位にランキングしているのが特徴です。
女性向けのライフスタイル情報を発信するWebメディアのランキングでは、大手の雑誌媒体が運営するWebメディアが上位にランキングしている傾向がみられます。
若年層に限らず、比較的高齢層をターゲットにして、美容や健康関連の情報を幅広く発信しているWebメディアに注目が集まっています。

サイト https://bokk.jp
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